週刊：拳闘士の穴

＃．あなたへ。

眩しくて、何も見えない。そんな未来だったハズだろう？
僕らは　いつの間に？この深い闇の中、出口求めてもがいてる。

　人生のコトなんて考えもせずに、問題は先送りでやってきた。
　漠然とした不安に気付きながら、目をそらし耳を塞ぎ歩いてきた。

　昔みたく笑えてりゃあ、「幸せ」と言えるのかい？
　面倒や苦手から逃げてばかりで、どうする！

眩しくて、何も見えない。そんな未来だったハズだろう？
僕らは　いつの間に？この深い闇の中、出口求めてもがいてる。

　言い訳と作り笑顔にまみれた程、なおさら思い出だけ輝いて。
　何が大切か気付きもしないで、うわべだけ、その場だけ、こなしてきた。

　何をしてりゃあ「幸せ」か。自分自身で決めたのかい？
　たとえ一人だって、目の前の壁を越えてみろ！

僅かでも光射すなら、脇目ふらず一歩を踏み出せ！
僕らは　いつの日か。眩しい空の下で笑うために．．．

眩しくて、何も見えない。そんな未来だったハズだろう？
僕らは　いつだって。この深い闇の中、出口求めてもがいてる。

（2004＠作詞/作曲：センセイ）

学生達から相談を受ける悩みや不安。そういったものをそのまんまストレートに歌にしてみました。高校時代までは輝いて見えていた自分の「未来」が、実は真っ白で、道を造るのも自分自身だと気がついた時に襲いかかる不安。急に暗闇に包まれたように感じて、気楽だった昔ばかりを思い出す。そんな悩める愛弟子達に送る応援歌のつもりで歌っています。
ちなみに、音源は自宅で録音。ドラムはずーっと同じビート。ボーカルに至っては深夜だったため、ベッドに機材持ち込み布団をかぶってホソボソ録音した（笑）のでボロボロですが。曲の雰囲気は伝わる．．．かな？？（センセイ）